「第19回東京-北京フォーラム」は、10月19日午前の全体会議に続いて、7つの分科会が開催されました。その一つ「青年対話」は「新しい日中関係を目指し若者が担うべき役割」と題して、日本側3人、中国側4人の20~30代の若い世代のパネリスト7人が登壇しました。昨年初めて特別セッションとしてオンライン開催し、好評を得たこともあり、引き続きの開催となりました。さらに同世代の多くの若者が会場に駆けつけて熱心に傍聴、パネリストに質問する時間も設けられました。
冒頭、日本側司会の言論NPO国際部部長の西村友穗が「対面開催できることを嬉しく思う。会場の皆さまが主役です。ぜひ多くの質問を寄せてほしい」と挨拶。中国側司会の張雪松アジア太平洋広報センター戦略研究部部長は、今回の共同世論調査結果において相手国を訪ねたことのない人が9割近くに上ったことに触れて「この機会にお互いの国を訪れて、自分なりの固定した考えを打ち破ってもらいたい」と呼び掛け、2時間超の対話が始まりました。
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