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いずれは国連中心主義が定着することになると予想されるが、国連の常任理事国の枠組みは解体されることが望ましい。 国連を尊重しつつも現実として日米同盟を優先しアジアとも緊密化し中国、ロシアなどとの関係を考えるべきと思います。結局 日本はアジアの中にはいるけれど完全には一体化しないイギリスのようになると思うしその方がよいと思います。ただし、その為には自ら考えて行動できる国にならなければ無理でしょうが。 平和維持のため国連中心主義は最も大切にするべき。日米同盟はアメリカが一国で超大国であるから、2国間でよい。しかし、それに囚われすぎるのは良くない。ほかにいくつも同盟を結ぶことが必要である。もちろんEUとの同盟なども必要であるし、アジアで中国、韓国との3カ国の同盟、あるいはインドとの2カ国の同盟など、縦横無尽に良い意味で協力関係を持つべき。それは、地域的な5カ国でも、経済的な関係、環境に関する協力関係で3カ国でも1カ国でもいいだろうと考える。 自国の安全が最優先である為、当面は日米同盟を堅持すべきだが、今後、日本が世界の中で価値ある存在たり続ける為には、日本はアメリカを含む世界に対して「平和な世界観」を啓蒙していく独立体となるべきだと思う。日本は現在、様々な面で「行き詰まり」を迎えているが、その原因の一つは単一民族(=単一価値観)国家であることに起因している。極端な価値観の収束はイノベーションを排除することはもとより、少なからぬ疎外者を生み、疎外された者は叛乱を起こすか、抹殺される運命となる。昨今の少年犯罪、猟奇殺人に象徴される異常行動は彼らの叛乱の予兆なのかもしれない。そしてその過程を世界が今、ゆっくりと辿ろうとしている。即ちアメリカ型の個人主義、自由主義勢力がそれ以外の勢力を飲み込もうとしている。その中で起きた9.11は、日本国内における猟奇殺人と通ずる部分があるのではなかろうか。そのような中で日本には、万難を排しても新しい世界観を世界に啓蒙して行く立場を取ることが時代から、そして歴史から求められていると思う。少なくとも「アジア」という枠を設け、他と競合する中途半端な一勢力を作り出すことは世界全体に取って長期的にはマイナスである。アジア地域諸国とは積極的な友好関係は築くものの、縛りのある同盟関係を構築するべきではない。 米関係は決定的に重要です。ただ、世界各地でも、アメリカのプレゼンス<現に、世界中に基地や二国間協定がある。>は、相変わらず、それぞれの地域の安全保障の基礎にあります。徐々に、世界秩序を変えていく努力は必要ですが、国連にはまだその力がありません。5大国の意見が一致しなければ、国連安全保障理事会は一致した行動はとれないのです。この現実を忘れてはいけません。 米との関係は大切ではあるが、やはりもっとアジアの中に入るべきだ。 ビジネスはすでにアジアで大きく伸びているから。 |