日本
工藤 泰志
言論NPO代表
認定NPO法人言論NPO代表。横浜市立大学大学院経済学修士課程修了。東洋経済新報社で金融ビジネス、論争東洋経済の編集長を務めた後、2001年に言論NPOを立ち上げる。日本国内では、選挙時のマニフェスト評価や政権の実績評価の公表などの様々な政策議論やフォーラム開催。また国外では国際的な課題解決に挑む対話を実施している。2005年に中国と「東京‐北京フォーラム」を創設。2012年にアメリカ外交問題評議会が創設した世界20カ国のシンクタンクネットワーク、カウンシルオブカウンシルズ(CoC)に日本から唯一メンバーとして選出された。2013年に韓国と「日韓未来対話」、2016年に「ワールド・アジェンダ・カウンシル」、「アジア言論人会議」、2017年に「東京会議」を創設。
香田 洋二
元自衛艦隊司令官
1972年防大卒業後海自に入隊。海上では護衛艦、陸上では海上幕僚監部防衛部を中心に勤務。護衛艦「さわゆき」艦長、第3護衛隊群司令、護衛艦隊司令官、海幕防衛部長、統幕事務局長、佐世保地方総監などを歴任。2008年自衛艦隊司令官を最後に退役。2009~2011年米国ハーバード大アジアセンターで中国海洋戦略を中心に研究。
河野 克俊
元統合幕僚長
元統合幕僚長。1977年防衛大学校機械工学科卒、1990年筑波大学国際学修士。
1977年海上自衛隊に入隊後、護衛艦はるな、しらねに乗艦、1992年から護衛艦おおよど艦長を務める。その後第3護衛隊群司令・海上幕僚監部監理部長、防衛部長などを歴任。掃海隊群司令、護衛艦隊軍司令を経て、2012年から海上幕僚長。14年10月に第5代統合幕僚長に就任。3度の定年延長を重ね2019年4月1日に退官。
西 正典
元防衛事務次官
東京大学法学部卒業、オックスフォード大学院国際関係学修士。1978年に防衛庁入庁。技術研究本部副本部長、経理装備局長、防衛政策局長、防衛事務次官、防衛大臣政策参与など歴任。
宮本 雄二
宮本アジア研究所代表、元軍備管理・科学担当審議官(大使)
元駐ミャンマー大使、元沖縄担当大使、元駐中国大使
宮本アジア研究所代表。外務省入省後、国際連合日本政府代表部一等書記官、国際連合局軍縮課長、アジア局中国課長、英国国際戦略問題研究所(IISS)研究員、アトランタ総領事、軍縮管理・科学審議官(大使)、駐ミャンマー連邦特命全権大使などを経て、2006年より駐中国特命全権大使を歴任。
田中均
(株)日本総合研究所 国際戦略研究所 特別顧問、元外務審議官
1969年外務省入省。京都大学法学部、オックスフォード大学修士課程修了。北米局審議官、経済局長、アジア大洋州局長、政務担当外務審議官を経て、2005年8月退官。同年9月より(公財)日本国際交流センターシニア・フェロー、10年10月に(株)日本総合研究所 国際戦略研究所理事長に就任。06年~18年まで東大公共政策大学院客員教授。『見えない戦争』(中公新書ラクレ、19年11月)など著書多数。X(@TanakaDiplomat https://twitter.com/tanakadiplomat)
YouTubeチャンネル
(@田中均の国際政治塾 https://www.youtube.com/channel/UCwg2s3j7VKDuofk5qcr-7bw)。
米国
ゲイリー・ラフヘッド
元アメリカ海軍作戦部長
1973年に米国海軍兵学校を卒業。六つの作戦指揮を経験した後、2007年9月に第29代アメリカ海軍作戦部長就任。アメリカ海軍史上では二人しかいない、米軍大西洋艦隊・太平洋艦隊の両方を指揮した経験を持つ。米国海軍兵学校にて司令官、海軍立法問題責任者、米議会との交渉責任者を歴任。またアメリカ太平洋軍副司令官も務めた。退役後は、スタンフォード大学フーヴァー研究所にてロバート・アンド・マリアン・オスター特別客員研究員、ノースロップ・グラマン・コーポレーション、マースクライン、マリネット・マリン・コーポレーションの役員を務める。ドッジ・アンド・コックス・ファンド、ジョンズ・ホプキンズ大学の理事、同大学応用物理研究所の理事も務める。
ダニエル・ラッセル
元国務次官補、アジア・ソサエティ政策研究所副会長
アジア・ソサエティ政策研究所(ASPI)国際安全保障・外交部門での副会長。米国務省の地域外交専門官、ASPIの上席研究員を歴任。アメリカ大統領特別補佐官、国家安全保障会議アジア上級部長、東アジア・太平洋担当国務次官補を歴任。在任中はオバマ大統領の下で、同盟国との関係強化、多国間協力、新興国との協力体制強化といったアジア太平洋地域における戦略調整に携わった。それ以前は、国務省日本部長を務め、駐大阪・神戸アメリカ総領事館、駐オランダアメリカ大使館首席公使、駐キプロスアメリカ大使館首席公使等を歴任。政治担当国務次官首席補佐官及び特別補佐官、駐韓国アメリカ大使館政治部門主任、米国国連使節常駐代表政治顧問、駐大阪副領事、元在日本アメリカ大使で上院多数党院内総務を務めたマイケル・マンスフィールド氏の補佐官を歴任した。アメリカのサラ・ローレンス大学、ロンドン大学卒業。
クリストファー・ジョンストン
戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問兼日本部長
戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問兼日本部長。CSIS以前は、25年間にわたり政府で様々な上級職を務め、主に対日政策とインド太平洋政策に携わった。国家安全保障会議では、バイデン大統領の下で東アジア担当局長、オバマ大統領の下で日本・オセアニア担当局長(2014~2016年)を2度務めた。国防長官室では、南アジア・東南アジア担当局(2017~2021年)と東アジア担当局(2016~2017年)を率いた。2010~2014年は北東アジア担当局長を務め、日米同盟の戦略策定に主たる責任を担った。中央情報局(CIA)の情報将校としてキャリアもあり、北東アジアの国家安全保障問題担当や、海外で勤務した。
プリンストン大学公共・国際関係学部で公共政策の修士号を取得。スワースモア大学にて学位取得。日本語も流暢。
マーク・モンゴメリ
元アメリカ海軍少将、サイバースペース・ソラリウム・コミッション専務理事、米国民主主義防衛財団シニアディレクター
* 日米対話のみ参加(オンライン)/ Japan-U.S session(online)
サイバースペース・ソラリウム・コミッション常務取締役。民主主義防衛財団サイバー・テクノロジーイノベーションセンターのシニアディレクターも務める。ジョン・マケイン上院議員率いるアメリカ合衆国上院軍事委員会の政策担当部長を務め、国家防衛戦略、能力と要件、防衛政策、サイバー問題に関する政策活動に携わる。核訓練を受けた水上戦闘士官として米国海軍に32年間勤務し、2017年に少将として退役。旗将官として、米国太平洋軍の作戦部長(J3)、日本に駐留するUSSジョージ・ワシントンに乗艦した第5空母打撃群の司令官、米国欧州軍の計画、政策、戦略担当副部長(J5)などの任務に従事。ホワイトハウスフェローに選ばれ、国家安全保障会議に配属され、1998年から2000年まで国境を越えた脅威担当ディレクターを務めた。
ペンシルベニア大学を卒業し、歴史学の学士号と修士号を取得。その後、オックスフォード大学で歴史学の修士号を取得し、米海軍の原子力訓練プログラムを修了した。
ブラッド・グロッサーマン
パシフィックフォーラム シニアアドバイザー、多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)副所長
15年間、パシフィックフォーラムの事務局長を務め、現在はシニアアドバイザーを務める。著書に『Peak Japan: The End of Grand Ambitions』(ジョージタウン大学出版、2019年)や、スコット・スナイダーとの共著『The Japan-ROK Identity Clash』(コロンビア大学出版、2015年)がある。1991年から2001年にかけて、The Japan Times編集委員。ジョージ・ワシントン大学法務博士、ジョンズホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院修士、リード・カレッジ学士。
中国
賈 慶国
北京大学国際関係学院前院長、全国政治協商会議常務委員
北京大学国際関係学院教授、前院長。また中米間人材交流協会所長、北京大学中国グローバルガバナンスセンター代表も務める。1988年コーネル大学にて博士号取得。これまで、バーモント大学、コーネル大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、シドニー大学にて教鞭を執る。
1985年から1986年までブルッキングス研究所にてリサーチフェロー、1997年にはウィーン大学にて客員教授、2001年から2002年までブルッキングス研究所にてCNAPSフェローを歴任。現在、中国人民政治協商会議全国委員会の常務委員、外交問題委員、中国アメリカ研究協会、中国国際関係学協会、中国日本研究協会の副会長をそれぞれ務める。数多くの国内外の学術系雑誌の編集委員を務め、中米関係、北東アジア関係、中台関係、中国外交政策や中国政治に関する書物を多く執筆。
樊 高月
軍事科学院世界軍事研究部部門室長・元上級大佐
現在、四川大学アメリカ研究センター客員教授及びグランドビュー研究所シニアリサーチフェローを務めている。それ以前は、PLA軍事科学アカデミー(AMS)の研究員、副ディレクター、ディレクター、チーフスペシャリスト、北京にある中国戦略文化促進協会のプログラムディレクター、成都の四川大学西辺境安全保障発展共同イノベーションセンター客員教授を歴任。研究テーマは、アメリカの軍事、国際安全保障と協力、国際軍備管理・軍縮など。
吉林大学、西南中国師範大学で学び、英米の英文学の修士号を取得した。PLA国防大学で1年間研修し、ペンシルベニア大学で1年間客員研究員として、また太平洋フォーラムCSISで半年間、WDS-Handaフェローとして滞在し研究を行った。これまで著書を数十冊、論文は280本以上を発表している。
欧陽 維
グランドビュー研究所学術委員副理事長、国防大学教授
グランドビュー研究所学術委員会の副委員長を現在務め、中国・北京の国防大学国家安全保障研究室の前総幹事であり元上級大佐、中国北京の国防大学国家安全保障研究室の元総幹事及び上級大佐を歴任した。
専門は、地域安全保障、防衛戦略、危機管理、国境警備、動員、非伝統的安全保障の問題。これまで20年以上、軍の様々なレベルの指揮官、士官として勤務。軍司令部大学、陸軍司令部大学、国防大学、王立国防大学(英国)を卒業した。戦略的態勢と展開、作戦思考進化の歴史、第二次世界大戦の名将と作戦、20世紀の戦略的遺産、北東アジアの安全保障構造、災害救助など、著書や論文を多数発表している。
災害救助:新段階における中国軍の重要な任務」「西側世界における国家安全保障の意思決定」「ハイテク戦争における新しい作戦形態」等
非伝統的安全保障:「軍隊の緊急対応、国防動員に関するドクトリン」、「国境・沿岸防衛の建設と管理に関する研究」等。
※他調整中
韓国
林 聖男(イム・ソンナム)
元韓国外交部第一次官、元ASEAN大使使
約40年間、韓国外務省に勤務。直近では、2021年12月の退官までジャカルタ駐在のASEAN大使を務め、それ以前は、2015年10月から約3年間、外交部第一次官を務めた。また、朝鮮半島平和安全保障担当特別代表として、北朝鮮を中心とした半島平和・安全保障問題担当特別代表、駐英大使も歴任。その他、海外勤務は、ワシントンDC、北京、ニューヨーク(国連)、台北など。
ソウル国立大学で学士号と修士号を、ハーバード大学で修士号を取得。また、東京大学と世宗研究所で客員研究員を務めた。現在は韓国の大手法律事務所であるBae, Kim & Leeのグローバルアドバイザーを務める。
金 炯辰(キム・ヒョンジン)
元韓国国家安保室第二次長
1999年 12月 駐中国韓国大使館 一等書記官
2002年 8月 大統領秘書室行政官
2003年 7月 外交通商部北米第一課長
2005年 12月 在アメリカ合衆国韓国大使館公使参事官
2009年 8月 外交通商部長官補佐官
2010年 6月 外交通商部北米局長
2012年 2月 東京大学客員研究員 (日本)
2013年 3月 大統領秘書室外交秘書官
2015年 3月 外交部企画調整室長
2016年 2月 外交部次官補
2017年 1月 駐ベルギー王国兼欧洲連合特命全権大使
2020年 1月 ソウル特別市国際関係大使
2021年 1月 国家安保室第2次長
2022年 6月 ソウル大学国家未来戰略院責任研究員
2023年 10月 ソウル大学国家未来戦略院客員研究員/国立政策研究大学院大学 博士課程在学中、早稲田大学招聘研究員 (日本)
受賞歴:2013年 12月 英国王立ヴィクトリア勲章(英国)
2022年 12月 黃條勲章 (大韓民国)
ホ・テグン
韓国国防研究院諮問委員、前国防部国防政策室長、元韓国軍准将
1989年、韓国陸軍士官学校卒業。国防省で韓国の国防政策に関わる様々なポストを歴任。国防政策室長、国防部米政策課長、政策企画局次長、北朝鮮政策局次長などを歴任。国防政策分野では、韓米同盟問題、韓米日3国安全保障協力、北朝鮮の非核化、軍事力増強、危機管理、軍備管理などの政策立案に参画した。
米軍では、非武装地帯の共同警備区域の小隊長、イラク自由作戦のバグダッドでのMNC-I(イラク多 国籍軍)の連絡将校、米統合軍司令部の交換将校、米第8軍副司令官など複合環境での任務を数回経験した。2022年に米国レジオン・オブ・メリット、2012年に合同功労賞を授与された。
2000年に延世大学で政治学の修士号を、2013年に京畿大学で国際政治学の博士号を取得した。2008年にAPCSS(アジア太平洋安全保障研究センター)に留学。