「第20回東京-北京フォーラム」は12月4日に全体会議(パネルディスカッション)と六つの分科会が開催され、翌5日も二つの分科会が行われました。その一つ「青年対話」は「分断に向かう世界と人類の未来に希望はあるか」と題して、日中双方から4人ずつ、20~40代の若い世代を代表したパネリスト計8人が登壇しました。
一昨年オンラインで初めて開催した特別セッションを経て、昨年北京での対面実施に続く3回目の今年は、初の東京開催となりました。同世代の若者が多数会場に駆けつけて熱心に傍聴し、パネリストに質問する時間も設けられました。
冒頭、日本側司会の言論NPO国際部部長の西村友穗が「3回目となる青年分科会は結構好評で、若い人たちの意見をフォーラムの中に反映させていきたい。会場からの質問も気軽に何でも聞いてもらいたい」と挨拶。中国側司会の張雪松・外文局アジア太平洋広報センター戦略研究部主任は「前日の会議では『分断』という言葉がよく出てきたが、深刻で頭の痛い問題だと思う。他にも『青年』というキーワードも言及された。課題解決の主力となるのはやはり青年ではないか」と将来を見通した議論を期待して、2時間半に迫る長丁場の「対話」がスタートしました。
全文はログインの上、こちらからご覧ください。
(無料登録・会員の方限定)
1 2