韓国では、尹錫悦大統領による非常戒厳の宣言に端を発する混乱が続いています。国会で尹氏の弾劾訴追案が可決され、大統領の職務停止に追い込まれる事態となり、15日には内乱容疑などで捜査している独立捜査機関「高官犯罪捜査庁」と警察の合同捜査本部が尹氏の身柄を拘束。19日には現職大統領として初めて逮捕されました。
こうした事態を受けて言論NPOは1月21日、言論フォーラム「戒厳令を踏まえた韓国の今後と、日韓関係」を開催しました。
この混乱の背景に何があるのか、新政権下の外交・安全保障政策はどのように展開していくのか、尹政権下で大きく改善してきた日韓関係は、今年国交正常化60周年を迎える中でどうなるのか。小倉和夫氏(国際交流基金顧問、元駐韓国・駐フランス大使)、西野純也氏(慶應義塾大学法学部教授)、冨樫あゆみ氏(東洋英和女学院大学国際社会学部准教授)の三氏をゲストにお迎えし、議論を展開しました。司会は言論NPO代表の工藤泰志が務めました。
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