日本とアジアの関係を考える「言論NPO アジア戦略会議」が、8月28日いよいよ本格スタート!
会議のメンバーに加えゲストスピーカーを招いての専門的視点に立った議論を展開し、政策提言につながる論議を深めていきます。
また、会議の内容はウェブサイトに公開し、それに対する言論NPO会員の意見を会議にフィードバックするインターネット連動型会議を進めていきます。
第1回会議では、今後の議論をどのような視点で進めていくかについて、会議メンバー間での共通認識が確認されました。
会議の目的は21世紀のアジアと日本の関係を考え、アジアにおける日本の地位、役割、存在感を深めるための中長期的戦略を描き出すことですが、それにはアジアと日本だけを考えていればよいのではありません。
そこでは世界の将来像の議論をも含めた総合的な視点が必要になってきますし、当然、米国、中国のアジア戦略との関係も非常に重要です。また、日本と同じ敗戦経験をもつドイツがEUの中でどのような戦略をもってきたかは日本のアジア戦略を考える上での教訓になりそうです。
「アジア戦略会議」では、こうした総合的視点をもちながら論点を整理し、今後の議論を積み重ねていきます。
次回の第2回会議は、9月13日、会議のメンバーである国分良成慶應義塾大学教授が中国の地域研究の立場から、また、イェスパー・コール・メリルリンチ日本証券チーフエコノミストがドイツの経験を踏まえて、それぞれプレゼンテーションを行うところから議論を出発させていきます。
今後の議論の展開にご期待ください。また、議論をさらに発展させるために、皆様からのご意見もお待ちしております。
今回の出席者は以下の方々でした。(敬称略)
福川伸次(電通顧問)
入山映(笹川平和財団理事長)
加藤隆俊(東京三菱銀行顧問)
国分良成(慶応義塾大学教授)
イェスパー・コール(メリルリンチ日本証券チーフエコノミスト)
谷口智彦(日経ビジネス編集委員)
鶴岡公二(政策研究大学院大学教授)
深川由起子(青山学院大学准教授)
横山禎徳(元マッキンゼーディレクター)
工藤泰志(言論NPO代表)
松田学(言論NPO理事)
日本とアジアの関係を考える「言論NPO アジア戦略会議」が、8月28日いよいよ本格スタート