今回の言論NPOのCOCへの参加は、国際社会の課題の解決に向けて世界に発信する言論の舞台をつくるという団体設立当初に掲げたミッションに基づいています。言論NPOは、東アジアの緊張関係を乗り越えるために、台頭する中国との間でハイレベルの民間対話をすでに実現していますが、アジア地域の安全と経済上の様々な問題を解決するために、この議論をよりマルチなものに発展させることが課題でした。
COCへの参加はそのための一歩になるもので、よりアジアの安全保障やアジアの未来、さらには世界的な課題(グローバル・アジェンダ)に対して積極的かつ継続的に日本の意見を発信し、主張する重要なチャネルになるものだと期待しています。
特にアメリカの外交がアジア重視に向かう中で、対中国で軍事的な新しい緊張関係が高まっており、民間対話の役割もさらに期待されています。
言論NPOは、COCへの参加を契機に、日本と中国との民間対話に加えて、アジアにマルチな外交対話チャネルを構築すると同時に、アジア地域の安全や、世界の課題に積極的な発言を行っていこうと考えています。
2012年3月12日
認定NPO法人 言論NPO
プレスリリースはこちらから【日本語/英語】
工藤ブログ「民間対話で課題解決のための議論を」はこちらから
外交問題評議会(CFR)のプレスリリースはこちらから
言論NPOは、COCへの参加を契機に、日本と中国との民間対話に加えて、アジアにマルチな外交対話チャネルを構築すると同時に、アジア地域の安全や、世界の課題に積極的な発言を行っていこうと考えています。