世界課題に挑む
自由貿易体制はこのまま終わるのか
世界は、これまでの自由貿易体制により発展を続けてきました。しかし、トランプ大統領の「力の支配」により、自由貿易は終わりを迎えようとしています。自由貿易をこのまま終わらせていいのか、自由貿易を再建することはできるのか、再建するとしてどのような体制で再建するべきなのか議論します。
開催日
2025年10月31日(金)18:00~19:00
申込期限
2025年10月31日(金) 12:00
会場
言論NPO事務所/オンライン
出演者
小野塚知二(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任教授)
冨浦英一(大妻女子大学データサイエンス学部長)
椋寛(学習院大学経済学部教授)
司会者
川北省吾(共同通信社編集委員兼論説委員)
参加費
会場参加/オンライン参加いずれも4,000円(税込)
※会員は無料/割引価格
パネリスト
小野塚知二  東京大学名誉教授、放送大学客員教授
小野塚知二 東京大学名誉教授、放送大学客員教授
東京大学経済学部卒業、東京大学大学院・経済学研究科博士課程単位取得退学。横浜市立大学商学部助教授、東京大学大学院経済学研究科教授などを経て22年6月名誉教授。現職は22年4月から放送大学客員教授、24年4月から東京大学特任教授。
主な著書に『世界史としての第一次世界大戦』(共著、宝島社、2020年)『経済史:いまを知り、未来を生きるために』(有斐閣、2018年)、『自由と公共性 -介入的自由主義とその思想的起点-』(編著、日本経済評論社、2009年)等多数。
パネリスト
冨浦英一  経済産業研究所所長
冨浦英一 経済産業研究所所長
1984年3月 東京大学経済学部卒業、通商産業省(現経済産業省)入省。米国マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D.(経済学)。通産省大臣官房企画調査官、神戸大学経済経営研究所教授、横浜国立大学経済学部長、一橋大学大学院教授などを経て、2025年4月より大妻女子大学データサイエンス学部長、一橋大学名誉教授。経済産業研究所 所長を兼任。
専門は日本の企業・産業・地域の統計データを用いた国際貿易関連の計量実証分析。主な著書に「アウトソーシングの国際経済学」(日本評論社2014年)。
パネリスト
椋寛 学習院大学経済学部教授
椋寛 学習院大学経済学部教授
横浜国立大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科を経て、博士(経済学,東京大学)取得。専門は国際貿易と通商政策。経済産業省の不公正貿易政策・措置調査小委員会の委員を務める。主要著書として、『自由貿易はなぜ必要なのか』(有斐閣,2020 年)、『国際経済学をつかむ(第2版)』(共著,有斐閣,2013 年)がある。
司会
川北省吾 共同通信社編集委員兼論説委員
川北省吾 共同通信社編集委員兼論説委員
1963年兵庫県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業後、共同通信社に入社。ブリュッセル支局員、イラク移動特派員、ニューヨーク支局員、ワシントン支局員、外信部次長、外信部副部長、編集局ニュースセンター副センター長、整理部長、編集局編集委員室次長などを歴任。