第二期トランプ政権発足以降、米国は中国に最大145%の追加関税を課し、中国も米国に最大125%の報復関税を課していましたが、5月の通商協議で、双方が関税措置の停止や廃止をし、協議を継続することなどで合意していました。
その後の8月11日、トランプ米大統領は対中相互関税の適用停止期限を11月10日までの90日間延期し、李成鋼・国際貿易交渉代表が米国を訪問する等、水面下では交渉を続けています。
第一次トランプ政権時に、中国側が入念に準備をしていたとも言われていますが、トランプ大統領が始めた米中貿易戦争の勝者はどちらなのか、3人の専門家と考えてみたいと思います。