第二期トランプ政権発足から半年が経過しました。
この間、米国の高関税が注目されていますが、トランプ大統領の狙いはドル体制の下で生じた、米国にとって行き過ぎた不均衡を是正することであり、原点に戻り、米国を中核とする世界を再構築しているように見えます。
一方で、先週は上海協力機構の首脳会議、今週にはBRICSの首脳会議等が開催されるなど、中露を中心にした米国の対抗軸をつくりだそう、という動きも見られます。
こうした状況下で、今後、世界経済は米国の思う通り、米国を中核とする世界にいくのか、それとも、米国の対抗軸が力を増し、ブロック経済に向かうのか。3名の専門家と議論します。