日本こそ「根本的な変化」が必要 認定NPO法人 言論NPO 工藤泰志

2010年1月8日

2009年 新年あけましておめでとうございます。

新しい年、世界では経済危機の影響が広がり、アメリカでは1月20日にオバマ大統領が誕生します。歴史的な危機への対応と新しい秩序に向けた変化。その世界的な大きな流れの中で、私がこの新しい年に思うことは、日本の政治にこそ「根本的な変化(チェンジ)」が必要だということです。

私が、日本の政治に「根本的な変化」が必要だと考える最も大きな理由は、今の日本の政治、あるいは政治家が、今ある危機に誠実に対応する意思すら欠いていることです。

つまり政治が機能していない。その象徴が、世界的な危機が日本経済に直撃する中で国民を代表して取り組むべき国会が、「言論の力」を失っていることです。