言論NPOは先日、「麻生政権100日評価」のアンケート結果を公表しましたが、この結果で何が明らかになったのでしょうか。
工藤 こうした調査では消極的な傾向が出やすいのですが、麻生政権に対する100日後の支持率がここまで低いとは、率直にいって想像外でした。11%ですから。しかも今後への期待もかなり低い。
麻生政権に本来期待されていたのは、なるべく早く「解散・総選挙」をして、「民意に基づいた政治」を回復させることですが、そのタイミングをズルズルと失い、経済対策に関してもそれに対する期待や信頼を集めていない、それがこうした結果になったと思います。