「約一カ月で見えてきた、被災地支援の課題」2011.4.6 放送

2011年4月9日

 今回の「工藤泰志 言論のNPO」は、スタジオにボランティア組織の代表3人(ワールドビジョンジャパン・片山信彦氏、難民を助ける会・堀江良彰氏、シャンティ国際ボランティア会・関尚士氏)をお迎えして、3月11日に発生した東北関東大震災を受けて、現状報告と今後市民が出来ることはなにか考えました。なお、この放送は3月30日に収録いたしました。(JFN系列「ON THE WAY ジャーナル『言論のNPO』」で4月6日に放送されたものです)

ラジオ放送の詳細は、こちらをご覧ください。

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「ON THE WAY ジャーナル

     工藤泰志 言論のNPO」

―約一カ月で見えてきた、被災地支援の課題


 (2011年4月6日放送分 17分58秒)

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「約一カ月で見えてきた、被災地支援の課題」 

工藤:おはようございます。ON THE WAYジャーナル水曜日、言論NPO代表の工藤泰志です。さて、この番組が放送される4月6日は、震災の発生から20日を超えています。現地では、被災者の救済、支援が懸命に行われていると思います。ただ、割り切れない思いになるのは、色々な支援が動いているのですが、この支援がどの段階にきていて、いつになったら出口が見えてくるのか、ということがなかなかわからない。僕が分からないということは、現地の人は全然わからない、非常に不安なのではないかと思います。そこで、ON THE WAYジャーナルでは、一度このタイミングで、今の状況がどうなっているか、ということを冷静に総括した上で、本当に今必要なのはなんなのか、その出口に向かって、どのように動けばいいのかということを、みんなで考えてみたいと思っています。今日は、日本を代表するNGOの方々にスタジオに来ていただいています。彼らは、既に被災地に支援に入っていらっしゃったりして、現地の色々な状況を見てこられています。その人達の話を伺いながら、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

 ON THE WAYジャーナル「言論のNPO」。さて、今日はスタジオに、被災地に行って支援活動を行っている、国内を代表するNGOの代表方3人に来ていただきました。

 まずは、ワールドビジョン・ジャパンの片山信彦さんです。よろしくお願いします。